2019.11.19

CEP ペナンダイアリー №1

「東洋の真珠」ペナン島 バディーたちと「Jalan Jalan」

はじめまして、遠藤櫻です。
今日からCEPでの経験などをお話ししたいと思います!

みなさんはマレーシアに行ったことがありますか?
日本からは飛行機で7時間程度で行くことができます。 首都はクアラルンプール、イスラム系・中国系・インド系など、様々な民族が住んでいる多民族共生国家として有名です。

私の滞在先は、マレーシアの西部にある小さな島・ペナン島。


「東洋の真珠」とも呼ばれるペナンには、ビーチやショッピングモール、美しい自然が残る国立公園などがあり、マレーシアのリゾート地としてとても有名です。また中心部・ジョージタウンは、イギリスの植民地となった18世紀の面影を、現代に色濃く残しています。 2008年、世界遺産に登録されました。

私は京都外大と交流協定を結ぶ、国立マレーシア科学大学(USM)で、英語や観光学を学びながら、現地にある「Uホテル ペナン」で生活します。

ちなみに、USMへは2019年の春休み、語学留学で1ヵ月間滞在しました。
今回で2回目になります。

私が数ある選択肢の中からマレーシアを選んだのは、イスラム教と観光について興味を持ったからでした。

去年、ムスリム(イスラム教徒)の留学生を京都案内した時のこと。
ハラールフード対応の飲食店や、プレイヤールーム(祈祷室。ムスリムは1日5回、礼拝しなければいけない)が市内のどこにあるかがわからず、とても不便に感じたからです。

この時、日本の観光を盛り上げるためには、世界三大宗教の1つであるイスラム教への配慮が必要不可欠だと考えました。 そこで、CEPでイスラム文化や生活環境を調べるため、国教がイスラム教であるマレーシアを選びました。


一緒に行くメンバー5人と、関空で前泊しました


11月9日20時半、ペナン空港に到着。バスで15分程度にある、Uホテルへチェックイン。ホテルでは、前回の留学で仲良くなった5人のバディたちが出迎えてくれました。バスの窓から彼女たちを見つけた私は、降りると走って駆けつけ、「It’s been long time no see!!!」とハグ。 日本とマレーシアの文化交流の促進を目的に、京都外大とUSMが開設した施設 「Japan Cultural Center (JCC)」の副田先生にも「おかえり」と言われ、自分の地元に帰ったようなアットホーム感に包まれました。

次の日には、バディ達と「クイーンズベイモール」(イオンがあって、日本食も買える)へ。お昼ご飯には、みんなでマレーシアの焼き飯「ナシゴレン」を食べました。

久しぶりのナシゴレン。
ちょっと辛めなのが美味しいです


みんなは、マレーシアの食事が合うかどうか不安だったみたい。しかしそんな心配は不要でした。ナンプラーで味付けしたナシゴレンに「美味しい‼︎」と言ってくれたので、まるで自分が作った料理のように喜びました。

みんなでタピオカミルクティー。この大きさで約200円、破格!
(右手前が、私)


モールではグループに分かれて「Jalan Jalan」(マレー語で「ぶらぶらする」という意味)。日本ではやっているタピオカが、RM7(日本円で大体210円)ぐらいで飲めます。本当に安いので、前回来た際も飲み過ぎてしまいました。。。


ホテルへ戻り、現地のスーパーマーケット「テスコ」へ。前回の滞在中、通いつめていたナシゴレン屋さんをのぞくと、なんと、店員さんが私を覚えてくれていました。目が合った瞬間、指をさしてニコッと微笑んでくれました。「ペナンに戻ったんだな」と実感がわいてきました。

ダンス終了後の私たち。 マレーシアの民族衣装「baju kebaya」を着て


そしてCEP初日の11月11日、オープニング・ブリーフィングとマレーダンス体験がありました。

マレーダンスは、伝統舞踊です。日本にはない、ゆったりとした独特のリズムで、同じステップを何度も繰り返します。

以前も体験しましたが、私はダンスが苦手なので何度やっても難しかったです。特に、手と足の動きを合わせるのが大変でした。
先生は、かなりのスパルタ。振付がどんどんつけられて、追いつくのに必死でした。気がついたら、いつの間にか衣装に着替えているような忙しさでした。

夜のペナンの街並み。 夜と朝方は25℃くらいになります。過ごしやすいです


ダンスでくたくたになった帰り道、みんなでマクドナルドへ。

マレーシアは高温多湿。11月でも、昼間の気温は30℃を超えます。寒い日本との気温差にぐったりした私たちは、アイスを食べて、身も心もクールダウン。

痩せて帰国しようと思っていましたが、なかなか難しそうです。。。