2019.12.10

CEP ペナンダイアリー №5

授業のある1日 放課後は、よさこい踊り?!

みなさんこんにちは。遠藤櫻です。

2週間あった授業期間ももうすぐ終わりです。

さて今回は、授業がある日の過ごし方について。

朝はいつも、8時前に起床。朝食はホテル横にある、大型スーパーマーケット「テスコ」で買った「Milo」のシリアルと牛乳ですませます。たまにバナナなどフルーツも食べてますね。

朝食をゲット!「Milo」や牛乳を買った私たち


他のメンバーたちは、朝から学食に行ってマレーシアの軽食「Roti」を食べてます。クレープのような形をしていて、モチモチしてます。カレーが別皿で添えられた「Roti Cinai」(RM1、約30円)は、基本的な一品。とてもおいしい。CEPメンバー内で人気なのは、Miloのチョコパウダーが入っている「Roti milo」(RM3、約90円)、チーズ入りの「Roti Cheese」(RM3 約90円)です!

私の1番「Roti Milo」。毎日食べれるほど好きです


学校までは徒歩。約20分かかるため、8時40分には出発します。途中で、コンビニエンスストアに寄り道したりするのも、楽しみの1つです。

9時から始まる授業は、1コマ90分です。途中30分の休憩や、90分の昼休みをはさみながら、16時まで計3コマあります。 内容は、行政、文化、国際問題、そして観光学や英語など、幅広い分野を学びます。

この日は、「English Class」からスタート。7グループに分かれて、事前にリサーチした、日本に関するテーマを英語でプレゼンしました。

みんなは、クイズ形式や説明に効果音を入れるなど、アイデアを凝らして、日本料理や、冬の過ごし方、おすすめ観光スポットなど紹介。

私たちの班は、日本の世界遺産・人気トップ5について、屋久島や厳島神社、富士山などを紹介。特に先生方の関心を引いたのは、京都の伏見稲荷神社でした。赤い鳥居が建ち並ぶ様子に、「私も見てみたい」などのコメントがありました。

作業の様子。授業前日に、1時間半かけて準備
北海道東部にある世界遺産・知床の美しい自然について、話しています


次は「Public participation」。
民主主義国家において、政治や地域社会に、どのように関わるべきかを学びました。 マレーシアは日本と同じ、民主主義の国。国民が主権を持っています。他人任せでなく、意見や要望を持ち、進んで話し合いに参加することで、生活環境をより良くできるのだと、改めて実感。地域社会に参加することの重要性を学びました。

初めて聞いた英単語が多く、ついていくのに必死でしたが、先生が分かりやすく説明してくれたおかげで、何とか理解できました…!

住民の参加がどれだけ大切かが分かる、よい授業でした


最後は、平和を構築し、維持する方法を考える授業 「Peace &Security」。
この時間では、日本と北朝鮮で起きている問題の根幹は何なのか、どうやって解決するかを、グループワークで考えました。

これまで人ごとだと思っていた拉致問題。「もし自分や家族が突然いなくなったら…」と想像することで、とても身近で、深刻な問題だと思いました。両国間の協議や、解決に向けた日本の姿勢など、疑問点がたくさんあるなと感じました。

その後、ケーススタディ(事例を元に、研究を行う方法)も実施。内容は「日中間の領土問題」。日本と中国の国境にある島Aが、どちらの所有物かで争っているとします。この衝突をどのような方法で解決し、両国が平和で穏やかな国交を結べるかを考えました。

グループワークでは、みんな積極的に発言。和気あいあいとしています


放課後。
私達CEPマレーシア組は、11月19日に開催する「USM 50th Anniversary」に参加して、「よさこい踊り」を披露します。ペナンに滞在してから、本番をイメージした練習が続いています。大きな、激しい動きなので、足腰や体幹が鍛えられます。全員の息を合わせることが大切なので、完成度の高いパフォーマンスをお見せできるよう、がんばります!

腰の位置がポイント!みんなで高さを揃えるのに苦労しました
とある日のランチ風景。ワイワイご飯を食べるのは本当に楽しい