9月28日[4日目]:Niagara Falls
今日は1日かけて、五大湖のひとつ・オンタリオ湖岸にある、「ナイアガラの滝」を観光した。
センテニアル・カレッジの学生に同行する形となった、今回の日帰り観光。
学生たちのナイアガラ・バスツアーに、CEPトロント組の17人も同乗させてもらった。
オンタリオ州で最も歴史があるこの大学は、工学やホスピタリティ、幼児教育などが学べる。
バスにはメキシコ、スペイン、フィンランド、台湾、中国、ドミニカ共和国出身の学生が乗っていた。自分は、隣に座るスペイン人学生と、スペインの交通網事情や学校のシステムの違いなどについて話す。いろんな国の人と異文化交流ができた時間だった。
約2時間半後の13時ごろ、ナイアガラの滝に到着。
この滝は、氷河期末の約12,000年前(日本では縄文時代あたり)に形成された。カナダとアメリカの国境となるゴート島を挟んで、カナダ滝(幅670m、落差54m)と、アメリカ滝(幅320m、落差34m)・ブライダルベール滝(幅15m、落差31m)に分かれている。
ナイアガラは涼しい。9月の平均気温は、最高21℃・最低13℃。日本と同じで四季があり、夏は温暖で冬は厳冬。札幌とだいたい同じ緯度。ワイナリー(ワインの醸造所)やブドウなど果物畑が多い印象だった。多分栽培に最適な気候で、いい土壌なんだと思う。とても甘い「アイスワイン」が有名で、 250mlでC$ 90(約7,300円)くらい 。超高価。 もちろん買わなかった。
6時間の自由行動 。滝付近は観光客の姿しかなくて、日本人もちらほら見かけた。滝つぼまで行ける遊覧船が出ている。乗ることもできたが、「全身濡れる」といわれたのでやめる。ちなみに乗船料金は C$20ほど。
あと、カジノやホテル、ゲームセンターがものすごく多かった。てっきり「大自然に囲まれた場所にある」と思っていたので、大阪の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」みたいな感じのアミューズメント施設が建ち並ぶ、この都市の姿にとても驚いた。
C$ … カナダドル。約81円(2019年9月30日現在)