11月16日「Heritage Trail」 多文化共生なペナンを散策
みなさんこんにちは!遠藤櫻です。
マレーシアは最近スコールが多いです。日本の夏より気温は低いようですが、なんと湿度90%。じっとしていても汗がにじむほど、蒸し暑い日々です。
昨日に引き続き、11月16日もFree Day。私たちはバディと「Heritage Trail」(歴史的遺産の見学を目的にした、街歩き)で、ジョージタウンへ行きました。
日中の移動だったので、とーーーーっても暑かったです。
服装も、吸水速乾性のTシャツに半ズボンと、軽装。
目が開けられないほど、強くてまぶしい日差しでした。
サングラスを持ってくればよかったと、ちょっと後悔…。
最初に向かったのは、ペナンで最も美しいと言われる寺院 「邱公司」(クー・コンシー)。 「公司」とは廟のこと。ここには、中国からの移民・邱一族のご先祖が祀られています。内部は金色の装飾でとてもきらびやか。もともとは一族の集会所だったそう。こんなにゴージャスな場所に集まるなんて、とても裕福だったんだろうなと思いました。
その後、ジョージタウンの有名なウォールアートを見学。
世界遺産登録を記念し、アーティストを招致して壁に描いたのがはじまりで、その後徐々に数が増えていったそうです。街のいたる所に絵が描かれていて、見ていて飽きませんでした。
ひと通り見学した後、フリータイムへ。Jaran Jaran(街をブラブラすること)しました。
最初に向かったのが、リトルインディアという、インド人街。
私は、楽しみにしていたヘナタトゥーを体験しました。
ヘナタトゥーとは、ヘナという植物の葉をすりつぶしてペースト状にし、肌に好みのデザインの絵を描きます。すると、皮膚に色がついて、タトゥーのようになります。
インドの結婚式では、幸せになるよう祈りを込めて、花嫁の手足に描く習慣があります。 ヘナタトゥ―を体験できるのは、ペナンではリトルインディアだけ。専門の露店が多く出店していました。
たくさんあるデザインからひとつ選び、腕や足に描いてもらいます。たった1~2分で、めちゃめちゃ綺麗に仕上がりました。
しかも値段が15RM(リンギット、日本円で450円)と、本当に安い!!
私は花柄を描いてもらいました!
フリータイムの後は、みんなでランチ。
私は、Deep fried mozzarella(揚げモッツァレラチーズ)を注文。RM22(660円)でした。観光地価格なのか、量が多いからなのか、普段よりちょっと高めのランチ。でも、めちゃめちゃお腹が空いてたので、本当に美味しかったです。
満腹になって、 「クァン・イン寺院」へ。
ここは、入植した中国人がはじめてペナンに建てたお寺。真っ赤な瓦屋根が印象的です。線香の煙がモクモクと立ち、門前には露店が並ぶなか、たくさんの地元民が集まっていて、心の拠り所なんだなと思いました。
最後は「カピタンクリンモスク」。こちらは1801年、インド人のイスラム教徒・カピタンクリンが建てました。白亜の建物に黒のドームがのった全景は壮観です。
イスラム教の教えで、女性が中に入る時は、フードがついたマントを被り、半ズボンをはいている人はロングパンツに履き替えなければいけません。無料で貸し出していました。
仏教寺院とはまた違う雰囲気があり、同じ街とは思えないほど、多文化なペナンの一面を知ることができました。
Vlog(Video logの略。動画で撮影した日記)を撮る宿題があったので、モスク付近で現地の人や旅行客の人に、ペナンについてインタビュー。目が合うとニコニコ笑ってくれたり、「Where are you from??」と話しかけてくれるなど、みなさん気さくでした。
16時頃、ホテル到着。10時から約6時間、炎天下の中を歩いたので、もうクタクタ。すぐにお風呂に入って汗を流し、気がつけばベッドで寝ていました。
晩ごはんは、外に出るのがおっくうになったので、「foodpanda」(料理を宅配してくれる、出前サービス)を利用して、ケンタッキー・フライド・チキンに注文。日本とメニューが違い、「マッシュポテトスープ」というものがありました。チキンは、オリジナルとスパイシーがありましたが、マレーシアのスパイシーは食べられないほど辛いのでオリジナルにしました。2品とも美味しかったです。頼みすぎてお腹いっぱいになりました…。
2日間の休日も、あっという間に終わり。
明日は授業です。早起きできるかな。