9月26日[2日目]:チームで、トロント観光
今日は11時に地下鉄 「Museum station」駅で観光チーム・4人と待ち合わせ。博物館と美術館に向かう。
最初に訪れたのは、ロイヤル・オンタリオ博物館。4階建てで、ものすごく広大な建物だ。館内は、アメリカ・スミソニアン博物館のような感じ。フロアごとにアフリカ・アジア・北アメリカなど、5大陸の文化に関する所蔵品を展示。恐竜の化石から近現代のインテリアまで観ることができる。じっくり鑑賞すると、丸1日はかかるだろう。
一番気になったのは、日本の展示。
日本刀が「真剣」か「模造刀」かの見分け方など、日本人なのに知らなかったこと多かったです。
気がついたら2時間経っていた。
お昼はチャイナタウンで餃子。トロントにはグリークタウン、コリアンタウン、リトルイタリーなど、移民街が多くある。
そのため、ワンブロック移動すると、住民や観光客、街の雰囲気がガラッと変わって面白い。
昼食後はオンタリオ美術館へ。
ここは、学生&25歳以下なら無料で入ることができる。芸術作品が好きな若い世代にはありがたいシステムだ。
展示物は、日本の現代美術家・草間彌生さんをはじめ、17世紀バロック時代の画家・ルーベンス、彫刻作品「考える人」で有名なオーギュスト・ロダンなど、世界中のアーティストの作品がいっぱい展示されていた。 日本の美術館と比べて、展示スペースが広い。
京都外大の第1体育館2つ分はいるくらいのスペースに、長さ約10mのポールのようなものが飾ってあったのには、びっくりした。
美術館はこの日、5時閉館だった。
そこでメンバーと2人で、カナダが本拠地のMLBチーム「トロント・ブルージェイズ」の試合を観に行くことにする。
スタジアム「ロジャーセンター」へ移動。対戦相手はタンバベイ・レイズ(昔、野茂英雄や松井秀喜も在籍してた)。2階の外野席で、料金は$32だった。
客席からスタジアムをぐるりと見る。とにかく観客が少ない…。
一番値段の高い1階席はもちろん、外野席もガラガラだった。あまり強くないからだろうか。それとも NHL(National Hockey Leagueの略。北米のプロアイスホッケーリーグ)のほうが人気が高いからかもしれない。トロントニアン(トロントに住む人たち)は、地元チーム「トロント・メープルリーフス」の応援に命をかけているそうだ。
19時プレイボール。ホットドックと、ポテトフライを食べながら観戦。応援歌を歌ったり、楽器を使った応援もなく、日本のプロ野球とは違う雰囲気。黙々と試合を観るだけで、あまり盛り上がりを感じなかった。試合もつまらなかったので、6回が終わった後に家に帰った。
帰宅後、試合結果をチェックすると、ブルージェイズは2-6で負けていた。