2019.10.05

第3回 接客は、実践あるのみ!

8月6日 西村屋 ホテル招月庭・研修2日目

「よーし、頑張るぞ」

5時半起床。すぐにテスト勉強のプリントを並べたままの机に向い、最終チェック。 暗記するのは、館内と外湯のマップが3枚、シャトルバスの時刻表が1枚。量が多いけどしっかり読んで頭に叩き込みで、部屋を出た。

8時、研修室に全員集合。みんなとあいさつを交わす。テストへの不安なのか、6人全員、穴が開くほど資料を読んでいる。私も負けじと取り出す。

人事の方が到着し、研修がスタート。今日はフロント業務だ。午前中は声の出し方や発声練習、基本的な接客用語などを教わる。接客で使われる言葉は知っていたが、その重要性までは分かってなかった。言葉をお客様にはっきりと、聞こえやすく伝えることで、お客様の印象はガラリと変わるそうだ。今後、意識しよう。

研修後、1時間ほど勉強し、11時からテスト開始。んー、思ってた以上にできない、とっても悔しい!メンバーたちは、スッキリした顔の人や、時間が足りずに悔しそうにしている人、結果が心配な人など、様々な表情をしていた。私はというと、もう一度覚え直さなきゃ、と反省する結果だった。

午後が始まり、午前中の内容を練習。1人がスタッフ、残りのメンバーがお客様役となりフロント業務をロールプレイ。

私 「いらっしゃいませ。お疲れ様でございました。ご宿泊のお客様でしょうか」
客役 「はい」
私 「お荷物のお手伝いさせていただきます」
客役 「ありがとうございます」
私 「ご予約のお名前を頂戴してもよろしいでしょうか」
客役 「●●です」
私 「あちらで受付をお願いいたします。ご案内いたします」

知った者同士なので、どうしても照れてしまう。でも業務にかかわることなので、気を引き締め、しっかりと取り組んだ。

人事の方が急に「業務を見学しにいこう」と提案。フロントへ移動し少しだけ接客することに。

練習の成果を発揮しようと思うが、なかなかうまくいかない。やっぱり、練習と本番は違う。「接客はマニュアル通りにはいかないな」と実感できたのは良かった。次回に生かそうと思う。 体力・精神力ともにすり減ったが、早くお客様とかかわりたいと感じた2日目だった。

20時ごろ、ふるさと祭りにて とても賑わって、お客様がたくさんいました


夜、城崎では「ふるさと祭り」が開催されていた。メンバーと一緒に、柳通り一面に並ぶ屋台を眺めながら散策。はぐれそうなくらい混雑した通りを抜けて、打ち上げ花火が間近で見られる堤防へ。夜空に美しく映える様子を楽しんだ。

あたり一面に夜店が広がっていました
「夢花火」。とても綺麗な花火が近くでみえました


8月7日・8日はお休み、ゆっくり過ごそうと思う。 そして8月9日から西村屋本館での客室業務がスタートする。復習しなければ。

ふるさと祭りの帰り道。
お祭りも終了間近で、片付けをしていました 楽しい夏祭りをありがとう!